ファッション×マネー×経理
①おしゃれは我慢せずに、貯金 もしたい!
わたしだけではなく、世の女性達は、きっとこんな願望を抱いていると思います。
季節ごとに入荷する新商品、毎月雑誌にはおしゃれなコーディネートが紹介されて、お店には素敵なディスプレイ。見るだけでもワクワクするし、新しい服を買った時や、おしゃれをした時のなんとも言えない高揚感…堪りませんよね。
女性にはその他にも、メイクや美容室、お手入れのお金だってかかります。
でも、わたしの収入で、そんなにおしゃれや美容にお金は掛けられないし、老後やいざという時の為の貯金もしなくてはいけない…
おしゃれがしたい、貯金もしたい、そんなジレンマを抱えていました。
②赤字だらけの家計簿
お恥ずかしい話、会社の経理という立場にいるわたしは、自分のお金を全く管理できていませんでした。
「ほしいものは、その時に買う!」という即決型で、割と後先を考えないタイプなので、(もちろん高額のものは買えませんが)気になったものはすぐに購入していました。
そして忘れた頃に、クレジットカードの請求書がやってくるのです。
「ああ・・・そういえばこれ、買ったな・・・」とフラッシュバックがやってきます。
このままではいけない!もっと上手にお金を使える方法を考えなくては!
とさまざまな資産管理法や貯金法に手を出し、試行錯誤と三日坊主を続けた結果、
この「ファッション×マネー×経理」という考え方に辿り着きました。
②そもそも経理とは?
ここで少し、わたしの仕事のお話を。
経理とは、会社のお金の流れを管理する仕事です。週単位、月単位で費用と収益のバランスを把握し、分析を行ないます。
そして、その結果を「決算書」というかたちに表します。
簡単にいうと、言葉は変ですが、『会社の家計簿を作る』といったところでしょうか。
経理って専門的でよくわからない…と感じるかもしれませんが、基本の手順は、同じです。
※以下()は家計簿における用語
① 領収書(レシート)をもらい、それをみながら、帳簿(家計簿)をつける
②経費(支出)を集計する。
③ 売上(収入、給料)から経費(支出)を引き、差額の利益(貯蓄)を求める。
そう、基本は経理も家計簿も同じなのです。
③「経理」の考え方で大事なものが見えてくる!
ただ、会社の会計は複雑なので、専門的な用語や、簿記のルールを使います。
それが経理と家計簿の違いです。
家計簿は誰にでもわかりやすく、そして簡易的に行えることが前提なので、経理のような専門的な会計の要素は省かれています。
その経理の専門的な考え方を、会社だけではなく、自分のマネー管理に活用できないだろうか・・・
それも、家計簿のように誰にでもわかりやすく・・・
そうすれば、もっと上手におしゃれを楽しめるのではないか!
おしゃれは我慢せずに、貯金 もしたい!
そんな女性の積年の願いを、少しでも叶えられるよう、知恵を絞ってお伝えできればと
思っております。
→ 次回予告 「可処分所得を知ろう」